ブランド/マーケティングコミュニケーション

コミュニケーション行動が多様化した社会において、ブランド価値を最大化する戦略を構築するため、ブランドの現状と将来を客観的に把握し、顧客とブランド価値を共有できるマーケティングコミュニケーションを一貫して実現します。

ブランドマーケティングのフェーズ

  1. PHESE
    1
    基盤整備/
    ブランドコンセプト開発
    • ブランドイメージの統一・情報設計
    • グローバルポータルサイトの再設計
    • 運用管理体制/インフラ基盤整備
  2. PHESE
    2
    ブランド価値の具現化
    • ブランド/Webサイトイメージ統一化
    • グローバルポータルの確立
    • 運用・システム管理体制確立
  3. PHESE
    3
    事業への貢献
    • マーケティングプロジェクトの立ち上げ
    • ターゲットユーザー別に最適なコミュニケーションの実施

実績紹介

横河電機IA事業部 ブランドマーケティング事例

横河電機様はプラント向けの制御システム、計測機器や分析機器を中心とした機械・電機における国内でのマーケットリーダーです。しかしながら同社の真なる成功は、競合他社が乱立する海外でのB2B市場での競争力向上と同市場での成功にかかっていました。そこで横河電機様プロジェクト チームとともに海外市場へ、Vigilanceという力強いキャンペーンを企画・実施しました。

背景・課題

1915年の創業以来、横河電機様は制御システム、計測機器や分析機器を中心とした機械・電機の領域において最先端の研究および数々の技術革新を行い、多数の大手製造業向けに根幹となる技術を提供してきました。そして国際舞台にその活動を広げると、個々の製品ベースあるいは大口アカウント中心の販売活動にとどまり、IA事業全体でのマーケティング活動は充分に展開されていませんでした。

マーケティング戦略

国際ドメインでの急速な競争激化に伴い、横河電機は同社IA事業の成長およびビジネスの成功の鍵は、協調されたブランディングアプローチによる国際的な認知度の向上によって積極的なマーケティングを展開するHoneywell、Siemens、Emersonといった競合プレーヤーに対して今まで以上に戦略的な競争を展開していくことを可能にすると考えました。

Vigilanceキャンペーンは、個別の製品やサービスのレベルを超えてグローバルな認知度向上に大きく貢献しました。同時に横河電機の海外拠点で真の横河の姿を表現する新しいアイデンティティーとして歓迎され、これまで本社と距離があった海外チームとの距離を縮め、一丸となってマーケティング活動を行っていく起爆剤となりました。
そして最大の成果は、同社のクライアントがこの横河電機の変革と、信頼性の高いイノベーションを推進しつづけるブランドとしての Vigilanceを認知している点が挙げられます。

同市場でのブランド認知の向上、積極的なマーケティング展開を実現しただけでなく、「真の横河電機の姿」としてセールスチームをはじめ、社員を再びひとつのアイデンティティーのもとに結束させるきっかけを提供しました。そして現在もサイエントはその推進に貢献しています。

マーケティングキャンペーン概要

  • プロジェクトナビゲーション
  • ブランド開発およびマーケティング戦略の立案
  • キャンペーン企画
  • Vigilanceコンセプトおよび、同アイデンティティーシステムの開発をはじめとしたブランドコミュニケーション支援
  • 各種SPツールのディレクション、デザイン、およびコピーライティング
  • ブランドを規定するVIガイドラインの策定
  • 国内外のミーティングを通じて、各種マーケティングおよびブランドコミュニケーションに関するアドバイザリー業務を実施

横河電機様Webサイト